体が柔らかい人必見!関節を痛めないために必要なこととは?

ヨガや新体操をされていた方は体が柔らかい傾向にありますよね。
ですがそんな皆さんには気を付けていただきたいことがあります。
特に、先天的に体が柔らかい方は運動する際に注意する点があります。
目次
- ○ 体が柔らかいことは良いこと?
- ・体が柔らかすぎると怪我のリスクが上がる?
- ・先天的な体の柔らかさ
- ○ 関節弛緩性の見極め方
- ・手関節
- ・肘関節
- ・肩関節
- ・股関節➀
- ・股関節➁
- ・膝関節
- ・足関節
- ○ 皆さんの結果は?
体が柔らかいことは良いこと?
よく柔らかい方が怪我をしにくいなんて話を聞きますよね。
しかし本当にそうでしょうか?
また、運動前にはストレッチして怪我を予防するなんてこともありますね。
これは厳密に言うと、柔軟性が低い部分は柔らかくしたほうが良いということです。
体が柔らかすぎると怪我のリスクが上がる?
体が固い人と柔らかい人の怪我のリスクを比べたところ、柔らかい人の方がリスクが高かったという研究もあります。
最もリスクが少なくなるのは、柔軟性がそこそこの人のようです。
なぜ、柔軟性が高いと怪我のリスクが高まるのか?
それは、関節が本来動く可動域を超えてしまい、靱帯や骨を痛めてしまうためです。
参考ではありますが、開脚は90度程度広がれば十分であり、それ以上広がると関節に負担がかかりやすくなります。
ですので、関節の可動域が足りていない部分は固い、それ以上の部分は柔らかすぎるという認識で良いかと思います。
関節の可動域が足りていない部分のストレッチは行いましょう。
先天的な体の柔らかさ
ストレッチやヨガをしたから関節の可動域が上がった方もいるかと思います。
それ以外で生まれ持って体が柔らかい、遺伝的に関節が柔らかい方を関節弛緩性が高いと言います。
関節弛緩性が高い人は、1部の関節だけではなく全身が柔らかいことが多いです。
関節弛緩性が高い方はストレッチをしすぎると、靱帯や骨を痛めてしまう可能性がありますので注意が必要です。
関節弛緩性の見極め方
関節の弛緩性には7つのテストがあります。
1つの項目につき1点ずつ。
7点満点で4点以上だと関節弛緩性が高いという状態です。
手関節
親指が腕につくかを見ます。
片手につき0.5点で、両手ともだと1点です。
肘関節
肘が15度以上反り返るかを見ます。
片肘で0.5点、両肘で1点になります。
肩関節
背中で手の指ががっちり握れるかです。
片方で0.5点、両手で1点です。
股関節➀
前屈で掌全体がつくかです。
しっかりついた場合は1点です。
股関節➁
踵同士を合わせて、つま先が180度開くかを見ます。
180度開いたら1点です。
膝関節
仰向けで寝て片膝を伸ばした時に、指2本分浮くかを見ます。
片膝で0.5点、両膝で1点です。
※本来は誰かに足首を持ってもらい、膝が反るかを見ます。上記のテストは簡易的にしています。
足関節
両方の足首を同時に曲げ、45度以上曲がるかを見ます。
曲がったら1点です。
皆さんの結果は?
いかがでしょうか?
写真は私なのですが、点数は3点となります。
しかし、何項目か1点になりそうなものもあるため注意が必要です。
関節弛緩性が高い場合、筋肉を柔らかくするにはストレッチよりもマッサージの方がお勧めです。
マッサージだと筋肉に直接刺激が加わるだけなので、関節や靱帯を痛めるリスクが少ないです。
また、いわゆるインナーマッスルを鍛えて関節を保護する運動も大切になります。
ストレッチのしすぎも気を付けていきましょう。
当てはまる方は当店の「体のケアコース」をご利用ください。
今すぐ予約>