姿勢改善を検討されている方必見!事前に知っておきたい柔軟方法

体を柔らかくするためにストレッチやマッサージを行うことがありますよね。
どっちが効果が高いの?
どっちを先にすれば良いの?
とご相談を受けることがあります。
本日はこちらの解説をしたいと思います。
目次
- ○ 体が固いとは?
- ・筋肉が原因の場合
- ・関節が原因の場合
- ・皮膚が原因の場合
- ○ 生まれつきの関節の柔らかさ
- ・関節弛緩性のテスト
- ・動きをコントロールすること
- ○ まとめ
体が固いとは?
前屈をするときにイタタと言いながら行うことがあると思います。
こんなときに体が固まっている、筋肉が固くなっていると表現しますよね。
体の柔軟性に関係があるのは、筋肉、関節、皮膚といったものになります。
何が原因で体が固くなっているのか?で柔らかくする方法が変わります。
筋肉が原因の場合
筋肉が原因の場合はストレッチやマッサージが有効です。
ストレッチのメカニズムは筋肉と腱の特性を活かして、筋肉の柔軟性を高めます。
ストレッチの刺激が加わると、腱が危険察知して筋肉を緩めようとします。
これにより筋肉の柔軟性が高まります。
マッサージは押したり、揉んだり、さすったりすることで筋肉の緊張を和らげる方法です。
厳密に言うと、人に対してのマッサージはマッサージ師にしかできません。
ですので、マッサージ師以外はリラクゼーションと言うことが多いです。
リラクゼーションのメリットは腱や関節に負担をかけることなく、筋肉の柔軟性を高めることができます。
順番としてはリラクゼーションを行った後に、ストレッチを行うとより効果的です。
関節が原因の場合
生まれつきの骨格により、柔軟性が決まる場合があります。
例えば女性は骨盤が男性に比べて横に広いため、股関節の付き方が男性と違います。
ですので、これ以上動かないというポジションがあります。
このポジションから無理やり動かすと、関節や腱を痛める可能性があります。
皮膚が原因の場合
例えば手術をされた場合、縫合をすることで皮膚が突っ張り動きにくくなります。
マッサージやリラクゼーションである程度は柔らかくなりますが、縫合している部分が柔らかくなるには限界があります。
生まれつきの関節の柔らかさ
生まれつき関節が柔らかい方がいます。
開脚が180度できる、前屈で手の平が付くといったことがありますが、実は柔らかすぎだったりします。
この方は関節が必要以上に動くため、ストレッチをしすぎると関節や腱を痛める可能性があります。
関節弛緩性のテスト
上の図に関節弛緩性のテストがあります。
引用:スポーツ傷害予防のための測定・評価の考え方
7点満点なのですが、4点以上で関節弛緩性が高いという結果になります。
これに当てはまる方は過度のストレッチをすることで、腱や関節を痛めたり脱臼のリスクがあります。
ですので、固い筋肉はリラクゼーションで柔らかくすることをお勧めします。
動きをコントロールすること
体が固さの原因として、筋肉の固さだけでなく動きの固さもあります。
よくダンスをしていて、動きが固いなんていいますよね。
自分で関節を上手くコントロールできていないため、固い動きになるのです。
ですので、ストレッチやリラクゼーションだけでなく、関節の良い動かし方を体に覚えさせてあげる必要があります。
まとめ
関節が柔らかい人はストレッチよりもマッサージやリラクゼーションが向いています。
それ以外の方はストレッチも利用していきましょう。
筋肉を柔らかくした後は関節をコントロールしていくことで、動きが滑らかになります。
いろんな方法がありますので、自分にあった方法を探していきましょう。
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