股関節に違和感が出てきた方必見!姿勢を整えて緩和させる方法

股関節に違和感がある方はいませんか?
特に女性で多い股関節の症状ですが、姿勢が原因であることが多いです。
本日は姿勢を整えて、股関節の痛みや違和感を解消する方法ついてお伝えします。
目次
- ○ 股関節ってどこ?
- ・姿勢と股関節の関係
- ・なぜ骨盤を突き出してしまうのか?
- ○ 股関節のケア方法
- ・股関節を柔らかくする
- ・股関節と腹筋を鍛える
- ・姿勢を意識する
- ○ まとめ
股関節ってどこ?
股関節は骨盤と太ももの骨である大腿骨の間にある関節のことです。
もも上げをしたときにちょうど折れ曲がる部分です。
この関節は体の中で大きく動く関節として知られています。
大きく動くからこそ、負担がかかりやすい。
ですのでケアがとても大切になります。
姿勢と股関節の関係
股関節周りには主に4方向の筋肉があります。
前、内、外、後ろですね。
これらがバランスよく使えると良いのですが、姿勢が崩れるとアンバランスになります。
その結果、痛みや違和感が出やすくなるわけです。
よくある姿勢として
➀骨盤を突き出して猫背
➁骨盤を突き出して反り腰
があります。
これらの姿勢に共通することは、股関節前側と外側が固くなっていることです。
すると、股関節の骨同士がぶつかりやすくなり、痛みが生じやすいです。
そのため、普段の姿勢から骨盤を突き出さないようにして、股関節に負担をかけ
ないことがとても大切です。
なぜ骨盤を突き出してしまうのか?
まず、骨盤を突き出すと楽に立てることが挙げられます。
例えば思い重い段ボールを持つとき、子どもを抱っこするとき骨盤を突き出して支えていないでしょうか?
これをすると安定しやすいですよね。
また、ソファーに座ったり車の運転が多いと股関節の前側が固くなりやすく、結果骨盤を突き出すような姿勢になります。
股関節のケア方法
まずは、
➀固くなった股関節の筋肉を柔らかくする
➁弱くなった股関節と腹筋を鍛えること
➂立ち姿勢を整えること
が大切になります。
股関節を柔らかくする
股関節の前側のストレッチです
ポイントは
➀踵をお尻に近づける
➁腰が反らないようにもう片方の足は曲げておく
➂お腹に力を入れる
ことです。
30秒を目安に伸ばすことをお勧めしています。
次に股関節の外側のストレッチです。
➀膝を直角に曲げる
➁膝をお腹に近づける
こちらも30秒を目安に伸ばすことがお勧めです。
股関節と腹筋を鍛える
次に股関節と腹筋を鍛えます。
股関節のバランスが崩れると腹筋が使えていないことが多いためです。
ポイントは
➀膝と股関節を直角にし、踵を椅子の上に乗せる
➁下腹部を凹ませて、踵で椅子を押す
➂腹筋ともも裏に力が入っていることを感じる
④慣れたら少しずつお尻を床から浮かせる
こうすることで弱い筋肉を鍛えることができます。
姿勢を意識する
立ち姿勢で骨盤をまず突き出さないことです。
股関節前側の筋肉に手を当てます。
次にお尻を後ろに引いてみましょう。
すると股関節の筋肉が少し緩むことが分かるかと思います。
お尻を引きすぎると反り腰になりますので、前側に力が入らない絶妙なポジションを見つけることが大切です。
まとめ
このように、姿勢を整えることで股関節の負担を軽減させることができます。
とは言え、荷物を持ったりお子様を抱っこするときは、骨盤を前に突き出すようになると思います。
そんな時は、動作が終わったら少しお尻を引いて骨盤を元の位置に戻してあげましょう。
ちょっとした工夫で股関節への負担は減りますので、是非やってみてください。